ほくろ、イボ CO2レーザー治療

CO2レーザー

CO2レーザーでの治療の対象となるのは、主としてホクロやイボなどでっぱりのある皮膚病変、他のレーザーでは取れにくいものです。

病変部分をレーザーで焼いて蒸発させてしまう治療です。まず、病変部に麻酔のお注射を行い、その後処置を行います。

傷は自然に上皮化するまで毎日1回軟膏を外用しテープで保護していただきます。キズが治るまで2~3週間と長くかかりますが、切り取って縫い合わせるよりもあとかたが目立ちにくいという利点があります。ただし、全く何もなかったようになるわけではありません。少々の瘢痕や色素沈着は残ることもあります。

またケロイドをおこしたことのある方はこの処置を受けていただくことはできません。また、よくわからないがケロイドではないかと思われる病変をお持ちの方は必ず治療前にお申出ください。 ホクロやイボのCO2レーザー治療は保険が効く場合と効かない場合があります。CO2レーザー治療を受けてみたいとお考えの方はまずは受診し、医師の診察、アドバイスを受けてください。

対象となる皮膚疾患

色素性母斑(ホクロ)、脂漏性角化症(としよりイボ)、アクロコルドン(首イボ)、汗管腫(中年以降の女性の顔に好発する良性腫瘍)、血管拡張性肉芽腫、ウイルス性の疣贅(ウイルスがつくってしまうイボ)など